お金に困った時の手段として、カードローンの利用を考えている人は多いものです。
そんな人達の中でも、特に、初めてカードローンを利用しようとしている人にとって、一番気になることは、どのような基準で審査が行われるかということですね。
具体的な審査基準はカードローン会社によって異なりますが、各社とも、ここを見ているという共通点はいくつかあります。
まず一つ目は、年収がいくらあるかです。審査というものは、その人の返済能力を推し量るものなので、基本的に年収が多ければ有利と言えるでしょう。
逆に、少ない場合の下限ですが、一般的な目安として年収200万円以下だと厳しいと考えた方がいいです。
二つ目として、一定の居住があるかどうかです。こちらは賃貸より持ち家、さらに居住年数が長い人の方が有利になります。
三つ目は、どこかに勤務している場合に、在籍が確認できることと、勤続年数がどのくらいあるかです。
これも一般的な目安ですが、勤続半年未満の人の場合は難しいでしょう。
四つ目は、水道などの公共料金や携帯電話などの料金の滞納がないことです。
最後になりますが、一番重要なのは、短期間に複数の会社に申し込みをしていたり、他のカードローン会社から借り入れをしている場合に、その返済を滞納していないかです。
カードローン会社が最も警戒するのは、多重債務者からの申し込みです。
仮に、初めての申し込みであっても、短期間に複数の会社に申し込みをしたりすると、多重債務者予備軍と見なされる可能性が高いので注意が必要です。
なお、他社からの借り入れがある場合、借り入れ先が複数あると滞納なしで返済していても警戒されると考えた方がいいでしょう。