金利の低さで人気のある銀行系のカードローンですが、複数の銀行系のカードローンを比較する場合に、金利以外にも注意すべき点があります。
まず、銀行系カードローンでは銀行にもよりますが、消費者金融系に比べて審査に時間がかかる傾向があります。
審査まで○日という宣伝文句は、あくまでも最短の場合であり、人によっては審査日数がもっとかかる場合があるので、急いでいる場合は注意が必要です。
また、カードローンに付随しているサービス内容についても、あらかじめ説明を読んで内容を理解しておかないと、契約後に思わぬ落とし穴にはまることがあります。
例えば、銀行によってはカードローンの取引内容の確認がネットでできない所も存在します。
このような場合、月一回、郵送で送られてくる明細書でしか取引内容を確認できませんが、銀行系カードローンは金利が低い上に限度額が大きいため、
必要以上に借り過ぎてしまう人は案外多いのですが、随時取引内容を確認できない場合、使い過ぎに気付くのが遅れる可能性があります。
また、銀行系カードローンにおいては、「自動融資サービス」というものが用意されているところがあります。
これは、カードローンの返済方法として、指定の口座からの自動引き落としを行っている場合に、その口座に現金が不足すれば自動的に融資をしてくれるというもので、
同じ口座から公共料金等の引き落とし等を行っている場合に、残高不足で引き落としができなくなる心配がなくなるという一見、便利なサービスですが、
言い換えると、口座の管理がルーズだと思わぬ借金をしたり、または、いつまで経ってもカードローンの完済ができないという事態になりかねません。
返済時の金利だけに目を奪われすに、カードローンの比較検討は総合的にしたいものです。