勤続年数1年未満でカードローンに申込むと審査は通過するか否か。絶対的な答えではありませんが、通過できない可能性が高いですね。
カードローン各社は審査の時に考慮するのは、お客の返済能力です。つまり、貸したお金が確実に返ってくるかどうかということです。
返済されなければカードローン会社は、自社の首を絞めることになりますからね。
それをふまえて勤続年数をなぜ考慮するのかと言いますと、勤続年数=安定した収入=返済能力が高い、とカードローン会社は見るわけです。
ですから、勤続年数1年未満となると、返済の可能性に疑問が生じるということなのです。そうした理由から、勤続年数1年未満の方の借入審査通過は少し厳しいと言わざるを得ません。
かと言って、勤続年数1年以上だからといって安心できるわけではありませんよ。他にも審査条件はありますからね。
他の審査条件をいくつか見てみましょう。カードローン会社がかなり重視する点は、他社での借入件数です。
A社で30万円、B社で20万円、C社で20万円の借入をしている方が、D社に借入申込みを行ったとしましょう。
D社は、比較的少額を数社から借りているのは、信用度が低い人物でお金にも相当困っているから・・・と判断するかもしれません。
そうすると自ずとD社での審査が通らなくなるというわけです。
だからと言って、申込時に他社借入件数を報告しないと虚偽申告と判断され、それはそれで審査が通らなくなるので注意が必要です。
短期間内に数社で借入審査を申込むのも、審査通過を妨げる要因となります。あくまでも目安ですが、1カ月以内に3社以上で借入申請を行うと、審査が通らなくなると言われています。
というのは、それだけの数を申込むと信用情報に「申込みブラック」として記録されるからなのです。
ですから、短期間内に数社で申込みを行うことは避ける必要がありますね。
さらに、故意でなくても事実と違うことを記入・申込みをすると、カードローン会社の信用をすぐに失い審査通過が危うくなります。
信用情報はすべて記録されていますので、虚偽報告はすぐにわかってしまいます。申込時の記入・入力は正確に行いましょう。
職業は、パートでもアルバイトでもたいていの業者では問題ありません。問題となるのは、安定収入があるかどうかという点です。
勤続年数と少し似ていますが、安定収入=返済能力と判断されます。もちろん限度額の範囲内ではありますが、安定収入があればたいていの場合、審査通過できるでしょう。
以上を見てわかるように、勤続年数はもちろん、他の要素も審査通過の可否に関わってきます。
自分は審査が通過できるかどうかをよく考慮し、もし調整が必要なら調整を行ってから申込みを行えば、比較的容易に審査通過が可能になるでしょう。