カードローンを申込むと、本審査の前に仮審査があるというのは、本当です。
簡単に言うと、仮審査の段階で貸付可能かを見極め、本審査では、仮審査時に入力した情報と本審査の時に提出された本人確認書類を見比べ、
確認書類に不備・相違はないか、虚偽申請の部分はないか確認します。
問題なければ審査をパスできるというわけですね。
流れとしては、借入請求→仮審査→仮審査通過→本人確認書類提出→本審査→審査通過→現金貸付、となります。
多くのカードローン会社はこの流れで貸付を行いますから、あらかじめこの流れを頭に入れておけばスムーズに借入できることでしょう。
実際には、だれが仮審査と本審査を行うかも業者によって異なるかと思いますが、一例として三菱東京UFJ銀行カードローンを挙げてみましょう。
このカードローン会社は仮審査と本審査制度を採用しています。非常に興味深いのが、三菱東京UFJ銀行カードローンの仮審査と本審査を行っているのは、消費者金融業の「アコム」です。
なんでアコム?と思うかもしれませんが、アコムは三菱東京UFJ銀行カードローンの保証会社として提携しているからなのです。
アコムが担当する仮審査と本審査の責任は重大です。というのは、三菱東京UFJ銀行カードローンの行なった貸付が返済されなかった場合、
アコムがその借金の肩代わりをすることになっているのです。それが保証会社であるアコムの役割なんですね。
これがカードローン借入前に行われる仮審査と本審査の実態です。すべての業者が同じような体制で申請を行っているわけではありませんが、
この仕組みがわかっていると借りる側も少し冷静になれるのも確かです。
カードローンというのは一つのビジネスであり、貸す側にも借りる側にも利益があり、その行為が一つの商業を生み出しているわけです。
カードローンでお金を借りるということは、社会の中での責任を一つ負うといっても過言ではありません。
このビジネス社会の中で、カードローンをよく理解した上で借入を行えるのは大きな特権でもあり、社会人としての責任でもあるのです。