住宅ローンの申し込みを考えている人が気にすることの一つに、消費者金融での借入があると審査に影響するのかどうかということがあります。
これに関しては、結論から言うと、全くないわけではないものの、住宅ローンを組むことが完全に不可能なわけでもないといったところになります。
あいまいな表現になってしまいましたが、このようなケースでは、借入暦があるだけで、評価にマイナスポイントをつけるところもあれば、
借入暦があっても気にしないところもあったりで、実際のところ、申しこんだ先の金融機関の判断次第という部分が大きいのです。
実際のところ、消費者金融での借入がある場合、住宅ローンを申し込む際には、それが完済済みであり、延滞などの事故暦がないことが大前提と考えるべきです。
ではまだ、返済途中の場合はどうなるかというと、これも返済状況に問題がなければ、申込者の収入状況などを総合的に加味した上で、
審査が通ったというケースも聞きますが、完済済みの場合に比べると、金融機関にもよりますが、不可能とまでは言いませんが難しくなると考えた方がいいです。
なお、消費者金融からの借入がある人が、住宅ローンの申し込みを考える際に、一番やってはいけないことは、
消費者金融からの借入があるということを金融機関側に隠して住宅ローンの申し込みをするということです。
昔と違い、個人信用調査会社同士での個人情報の照会も普通に行われている現在では、
消費者金融からの借入があれば、それは必ず住宅ローンを申し込んだ金融機関に把握されます。
もし、最初から話をせずに、審査の段階で消費者金融での借入があることが発覚した場合、まともな金融機関であれば、
例え延滞などの問題がなくても住宅ローンの申し込みには絶対に応じてもらえなくなるということは覚悟してください。