By: Zoltán Vörös
既にどこかから借り入れをしている人が、信用情報に問題があるため新たな借入ができない状態になっていることを、
「ブラックリストに載っている」など言うことがありますが、こういった「ブラック」は大きく分けて2種類あることをご存じでしょうか。
1つは、短期間に複数の貸金業者への申し込みをしたことによる「申し込みブラック」です。
消費者金融各社では、加盟している信用調査会社を通して、借入の申し込みをしてきた人の他社からの借入情報をチェックします。
この際に、その人の個人情報に対する「開示歴」も記録されるため、例えばＡ社に借入申し込みをして、
審査に落ちた人がＢ社に申し込みをすると、Ｂ社ではその人は既にＡ社で申し込みをしていたことがわかってしまいます。
複数の会社への申し込みは、だいたい1か月間で3社を超えて申し込みをすると、多重債務者予備軍として警戒される可能性が非常に大きくなるので注意が必要です。
もう1つは、返済の遅れによる「延滞ブラック」ですが、どちらの場合でも、まずは今ある借金を完済しなければどうにもなりません。
ですので、このような場合は、返済専用のおまとめローンを検討することをおすすめします。
おまとめローンで借入の返済を一本化することで、返済の負担も減りますが、何より信用情報の内容を改善することができるからです。
そもそもブラック扱いされるということは、まともな業者から見れば、「返済能力に問題あり」と見られているということであり、
そのような状態で新たに借金をすることは、おまとめローンの利用を除けば、非常に危険であるという認識を持った方がいいです。
