「キャッシング」という言葉自体は、まだイメージは悪くない。しかし、「サラ金」という言葉だと人々のイメージが悪くなるのは事実だ。
事実、神奈川県では、キャッシングを「サラ金」と呼ぶのを禁じている。悪いイメージを変えるためであろう。
テレビのコマーシャルで何度も「収入にあった返済計画で借りよう!」と言う消費者側に立って、コマーシャルでも宣伝している。
そのフレーズは印象がとても強く頭に残る。
人気タレント女性が、お花屋の店員で、男性客が女性の為に、「彼女の為に、部屋いっぱいのお花をください。」と頼んだにも関わらず、
小さなバスケットに入ったお花を出し、「無理せず、自分の収入にあった範囲でね。」というコマーシャルも覚えている。
時には、かわいいチワワの犬が出ていたコマーシャルもあった。
昔のアコムのコマーシャルでは、宇宙人が登場し、お金に困ると、地球にやって来て、アコムからお金を借りるっていうユニークな物もあった。
後で分かった事だが、アコムのテレビコマーシャルに出てくる登場キャラクターは、“チャント星人”と“ハッキリ星人“という名前らしい。
そんなキャラクターを作ったのも面白い。
チャント星人は、3人いて、「地方公務員のアヒャ、47歳」「海苔佃煮卸業のコリャ53歳」、「保険会社勤務のムチャ52歳」の3人らしい。
そして、お金に困ると、宇宙にいる3人が、地球のアコムにお金を借りにくる。これは、かなり面白いユニークな発想で、笑ってしまった。
しかし、いくらテレビでコマーシャルをして「キャッシングは怖くない。きちんとしたものだ!」と宣伝したところで、どれだけの消費者のイメージが変わったであろうか。
利用しない人にとって、又は、「サラ金」と思っている人にとっては、キャッシングのイメージは変わらないであろう。