この業界関係者以外は、まず、「キャッシング=関わりたく業者」というイメージや知識が頭の中から消えてはいないであろう。
正確な知識があれば、消費者金融は、「怖い取立てをする闇金融ではない」という事が分かってくるだろうが、
正確な知識がない人は、まず先入観で、消費者金融会社を「悪い業者」と認識しているだろう。
まず、私の両親がそうだ。近所や周りの悪い話ばかりを聞いて、そう思っている。その認識は、私の両親だけではないだろう。
インターネットなどで情報や知識が得られない、年配の50代以上の人は、たいていそう思っているに違いない。
消費者金融のテレビコマーシャルの影響
10年程前の消費者金融のテレビコマーシャルによると、アイフルの宣伝は、上位5位以内に入っていたらしい。
それに伴い、消費者金融会社の知名度は上昇していった。しかし、消費者金融自体の消費者のイメージが変わった訳ではない。
批判者については、コマーシャルについては、「全面的中止にしてほしい」「量を減らして欲しい」という意見があった。
理由は、「簡単に手をだしてしまいそう」「高金利や消費者金融の実態を伝えてない」「つらい生活や取立てを思い出す」という声があったらしいが。
現在、地デジ化に変わった世の中、消費者金融のコマーシャルの宣伝の仕方が変わってきたような気がする。
昔みたいに、軽々しい宣伝では無く、固い宣伝になっている。タレントの起用だけでは無く、制服を着用した女性が、
「収入とのバランスを考えて」
「ご利用は計画的に」
「ご利用は慎重に」
などの注意書きをテロップで見せているコマーシャル等を見かけるようになった。そして、コマーシャルの最後にも注意書きを再度宣伝する。固いイメージに変化した。