ある金融業者から10万円の融資を受けましたが、その時の金利は15%でした。
この15%となっている金利とはなんだか分かりますか?この金利が15%の金融業者もあれば18%の業者もあります。
この金利が変わると自分が返済する金額も大きく変わってきますので、キャッシングをする前にはしっかりと覚えておきましょう。
利息の計算の仕方を覚えておけば、自分がいくら返済すべきか簡単に計算できます。一般的な利息計算式はこのようになっています。
金利=借入金額×金利(年率)÷365日×借入日数
ではこの方程式に一つの例を当てはめてみましょう。金利18%で10万円を30日間利用するとどうなるでしょうか。
10万円(借入金額)×18%(金利)÷365日×30日=1,479円となります。
30日間借入した場合、この1,429円が支払うべき利息となります。
30日後に元金の10万円と合わせて、10万1429円を債権者である金融業者に返済することになります。
こうして利息計算式を覚えておくと非常に便利です。借りた金額、金利、借入期間が分かれば簡単に計算できるので、返済の予想を立てやすいというメリットがあります。
ただし注意点は、上記の例は一括で返済した場合の計算式となっています。他の返済方法、例えばリボルビング払いなどの返済方法となると計算方法も異なります。
そうなると返済額も変わってくるので注意が必要です。
もうひとつ金利に関して覚えておきたい点は、金利の上限です。もしかしたらグレーゾーン金利という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
簡単に言うと、以前は法の隙間を突いて金融業者によってはかなり高い金利でお金をお客に貸し付けていたのです。
しかし2006年に貸金業法が改正され、出資法の上限金利も20%となっています。借入金額によって異なりますが、基本的に金利は15~20%となっています。
その点を覚えておけば、もし今でも20%を超える金利でお金を貸し付けている業者があったらすぐに違法と分かりますし、
そういった業者はたいてい登録を受けていない闇金融でしょうから、ノータッチでいけば全く問題ありません。
これでキャッシングにおける金利の概要がだいたい分かったのではないでしょうか。キャッシングでお金を借りる時の金利は非常に重要なポイントとなっています。
返済金額に大きく変わってきますので、借りる前にしっかりと頭に入れておきましょう。