「専業主婦でも借りられる」
「収入が少なくても大丈夫」などの宣伝文句が現在ますます増加しています。
なぜなのかご存知でしょうか。
「総量規制」という言葉を聞いたことのある方は多いかもしれませんね。
パッと見ると難しい四字熟語のようにしか感じられませんが、これは実は私たちキャッシングする側を守ってくれるとても大切なものなのです。
かんたんに言うと、「きっちり返せる金額だけ借りて困ることのないようにキャッシングを利用するためのルール」といったところでしょうか。
もし返済能力もないのにバンバン借りてしまったら、返さなければならなくて困るのは私たちです。
「つい借りすぎてしまいました!」と泣きついても、誰も助けてくれません。
そんなことのないように、「年収の3分の一」までキャッシングできるという総量規制が設けられているのです。
ということは、働いていない専業主婦は年収が0ですから、借りられないということになりますよね。
しかし、生活費に困り、キャッシングを利用したい主婦はたくさんいるのが現実なのです。
各社キャッシング会社はそこに目をつけて、「主婦もオッケー」「総量規制に負けないでキャッシングできる」などの広告を出すわけです。
しかし年収の3分の一というルールはくつがえせるものではありません。
つまり、「主婦でもかんたんにキャッシング」という広告はかなり危ないものである可能性もあるということなのです。
もちろん大手の会社ならば安心ですが、聞いたことのないような小さな会社であったり、もしかしてヤミ金?
というくらいの高い金利を提示してあったりするようなキャッシング会社もゴロゴロ・・・。
しかも、専業主婦であれば、夫の同意書が絶対に必要です。夫にないしょでキャッシングをかんたんにできるといわれたらかなり危険です。
不景気な世の中で、正社員でもかなり審査が厳しくなっているといわれているのですからなおさらです。
主婦であればキャッシングするのはかなり難しいということを多くの女性は勘違いしています。
あぶないキャッシングに気づかぬうちに手を出さないよう、自分の身は自分で守るようにしましょうね。