By: Phil Long
初めてのキャッシングの審査は、やはりどことなく緊張することでしょう。
でもよく考えてみると、初めて借りるときよりも更にキャッシングをするときの方が、まだ貸してくれるかどうかと不安になってしまうのかもしれません。
どちらの場合も、審査のポイントさえわかっていれば余計な心配をすることは少なくなりますので、キャッシングの審査基準についてよく知っておいた方が良いでしょう。
審査には大きく分けると、キャッシングを申し込んだ会社独自の審査と、外部の信用情報機関に登録されている個人情報による審査の2つに分けられます。
その会社独自の審査とは、申し込み内容による個人の属性をポイント化したり過去のデータからモデル化した属性と比較したりしています。
例えば、持ち家なら3点、賃貸マンションなら1点、居住年数10年以上なら3点、3年未満なら1点、会社員なら3点、自営業者なら1点、勤続年数10年以上なら3点…など、
点数化された属性のポイント合計が20点以上なら50万円の融資可能といったように点数に応じて融資金額が決められていたり、
こうした属性を入力していくと過去のデータからその属性に似た人の平均的なモデルケースが示され、どれくらいであれば返済可能かなどが表示されたりするシステムもあります。
こうした審査で厳しくなるのが、年収200万円以下あるいは無職、居住年数や勤続年数が1年未満、健康保険や携帯電話にも加入していない、といった場合で、住所不定などはほぼ不可能となります。
外部の信用情報機関に登録されている情報については、まず金融事故情報の登録の有無が調べられます。
自己破産や債務整理をして7年以内であるとか、2ヵ月以上の延滞をしたことがある、あるいは最近1～2ヵ月の間に何件も審査の申込みをしているといった情報は金融事故、
いわゆるブラックとして扱われ申し込みはほぼ不可能となります。
更に他社の借り入れ状況や返済状況も確認できますので、その内容が申し込み内容と食い違うと審査が通らないこともありますし、
借り入れの総額はもちろんですが、あちこちから借り入れをして件数が多い人も要注意の扱いをされてしまいます。
また、過去にその会社で延滞や債務整理などをすると、年数に関係なく自社の情報を残している会社がほとんどのようですので、その会社での申し込みは難しくなることが多いようです。
