審査に落ちた!なんで?どうして?
まず、一番多い理由は、その借入が「総量規制」によって止められている場合です。
総量規制というのは、個人の年収の「3分の1」を超える借入は、例外なく行う事が出来ないというものです。
もちろん、総量規制の対象外となるものもありますが、一般的に、私達、消費者側が比較的安易に借入を行う事の出来るものは、ほとんどが、総量規制対象「内」のものです。
これにより、新たな借入を行う事が出来ないのが多くの理由です。
では、借入に関して経験がない場合や、「総量規制」によるものではない場合というのは、どういった事が考えられるでしょうか。
カードローンなどの審査基準というのは、実際の所、明らかにされていません。これは、どのカードローン会社であっても言える事です。
また、審査に落ちた場合に、何故、落ちたのかという事を教えてくれるものでもありません。では、何故、審査基準が明らかにされていないのに、理由が解るのでしょうか。
それは、申込む時点で、既に、対象となっていない可能性がある為です。もちろん、これから書くもの全てが正しいという訳ではありません。
ですが、極めて高い確率で、関連のあるものである事は間違いありません。では、それらの説明をしていきましょう。
まずは「年齢」についてです。カードローンというのは「20歳以上」である事、また「働いている事」が条件です。
これにより、20歳以上であっても「学生」ではカードローンの審査を受けたとしても借入を行う事は出来ません。
次に「勤続年数」や「年収」についてです。例えば、年齢から見た勤続年数が、あまりにも短い場合や、年収が見合わない状態の場合というのは「返済能力」が低いと判断される事があり、
借入を行えるようになったとしても、金額が低く設定される事があります。この場合であれば、借入を行えないという事は稀かもしれません。
ですが、著しく年収が低い場合というのは、審査に通らない可能性も出て来ます。これは「一定の収入がある事」というのが、借入を行う事の出来る条件の一つとして記載がある為です。
この「一定」というのは、年収が平均的に見て絶えず「一定」金額に達しているか否かという事です。何故「一定」でなければならないのか。
それは、お金を借りた場合、返済しなければなりません。この返済が滞ってしまうかもしれない相手に対しては、審査に通らない可能性が出て来るのです。
もし、審査に通る事が出来たとしても、借入から返済までを、滞り無く終える事が出来なければ、それは、あなた個人の信用情報に「遅延」や「延滞」といった記録が記載されてしまいます。
この情報が記載されてしまった場合、遅延・延滞などは、およそ5年間の間は記録が消えません。
この間に年収が安定し、以前よりも安定した借入を行う事が出来るようになっていたとしても、信用情報によっては、借り入れを行う事自体が出来ません。
このような事態を避ける為にも、年収が著しく低い場合などは、審査に通る事が出来ない可能性もあるのです。
この他にも、審査の基準が明らかにされていない以上、何かしらの原因で審査に落ちてしまう事がありますが、
この時、気を付けなければならない事は、一度に何社も、借入の申込みをする事はご法度である、という事です。
一般的に、借入審査に落ちてしまったからといって、短期間に「3社」借入申込みをしてしまった場合、無条件で審査に落ちてしまうという事です。
この場合、最低でも半年以上は期間を空けなければ、まず借入を行う事は出来ないでしょう。これらの事を忘れずに、借入に関する事をよく考えた上で、再度審査を受けてみて下さいね。