By: John Fischer
「私○○と申しますが△△さんは、いらっしゃいますでしょうか？」
なんて、勤務先に自分宛の連絡が来る事は、営業であれば、極自然な事ですが、営業以外の職種であれば、なかなか経験する事のない瞬間ではないでしょうか。
この、経験する事のない瞬間を、体験する可能性があるのが「カードローン」による「在籍確認」です。
在籍確認というのは、本当に、その会社にあなたが勤務しているのか否かを、確認する為のものであり、何か不都合が生じるような事を言われるような事はありません。
そもそも、この在籍確認というものは、何故存在するのでしょうか。
カードローン契約の際、住所や氏名といった個人情報を記載しなくてはなりません。
また、その情報に偽りがない事を証明する為に、免許証や保険証といった、個人を特定する為の書類も用意します。
この時点では、虚偽申告する事はまず出来ませんが、問題は勤務先についてなんです。
例えば、本当は、大手企業であるA社に勤務しているにも関わらず、会社に知られる事を恐れて架空の会社であるB社や、
自営業と偽り、C社として勤務先を偽った場合、年収や勤務先住所・その他において、どこかしらで「ボロ」が出ます。
虚偽申告というのは、カード会社からの心象を悪くする以外の何物でもありません。会社側は、お金を貸すにあたって「信頼出来る要素」を求めているのです。
その「信頼」を得るに必要な情報に関して虚偽があれば、相手からの信頼を得る事は出来なくなってしまうのです。
また、極まれに、この「在籍確認」を行う事なく、借入審査を行っている所もありますが、その会社が信用出来るか否かを見極めるのはあなた自身です。
大手会社・大手企業であれば、十分な信用に繋がりますが、あまり名の知られていない会社・企業の場合、
「もし何かあっても」そこで契約をした、あなた自身にも非がある事になってしまうのです。
在籍確認というのは、確かに少々気持ちが強張るものかも知れません。ですが、万が一に備えてカードを持つ事の何がいけないのでしょうか。
先を見据えて行動が出来る事こそが大切な事です。虚偽申告をしてしまったせいで、カードローンの契約が出来ない…こんな滑稽な事はあってはならない事です。
互いの信頼・信用の為にも、在籍確認というのは、とても重要な役割を担っています。
使い道がある・万が一に備える為であるならば、萎縮する必要もなければ、後ろめたさを感じる必要もないのです。
むしろ、虚偽申告をしてしまう事の方が、あってはならない事であると考えて、嘘・偽りのない申告で、カードローン契約を果たして下さい。
