景気の後退が続く中、生活費も厳しくなってフリーローンの申し込みをしていたら、タイミング悪く会社をリストラされてしまった、
ということが起きる可能性も、まったくゼロではなくなっています。
こうした、フリーローンの申請中に解雇をされた、あるいは退職をしたという場合に、申し込みをしたローンの審査はいったいどうなってしまうのでしょうか。
実は、可能性として審査が通る場合があるのです。
現在は、フリーローンやキャッシングの審査が早くなり、早ければ即日融資OKとか、審査結果は、翌営業日にはお知らせといった会社が多くなりました。
これは、それぞれの銀行や会社が登録している、個人信用情報機関のデータ処理速度が上がったことにより、
信用照会した回答の必要時間と精度が上がったことと、もうひとつは、それぞれのローン取り扱い会社の審査ノウハウが蓄積されてきたため、
必要な項目のヒアリングさえきちんとできれば、審査する時間そのものは、それほど必要でなくなったからなのです。
ですから、フリーローンを申し込んだその日に、偶然会社でリストラをされたとか、審査結果が出るはずだった申し込みの翌営業日に、会社を辞めることになったなどのように、
フリーローンの審査を申請してから結果が出るまでの短い間に、よほど急に事情が変わらない限り、申し込んだ審査に影響するということはないと言えるのです。
もっと具体的に考えると、審査を申し込んですぐ、あるいは、仮審査が完了してから本審査の結果が出るまでの数日の間に、ほとんどの会社が勤務先に在籍確認をします。
問題は、その在籍確認の電話が入った時に、まだその会社に籍があれば、その後、あらためて在籍確認や調査をされることはほとんどないので安心といえるのです。
会社を辞めるタイミングが、この在籍確認の前か後かで、審査結果が全く違うということです。