最近では金利の低い会社も多く、使い道も自由で、しかも担保がいらないフリーローンを利用する人は多くなっています。
この、担保がいらないとか、審査が簡単、といった点もフリーローンの魅力のひとつであったわけですが、では、担保が必要なフリーローンというのもあるのでしょうか。
実は、こうしたフリーローンもあって、有担保型とか不動産を担保にすることが多いことから、不動産担保型フリーローンと呼ばれています。
担保が必要ということだと、何かめんどくさそうですし、そのまま担保がとられてしまいそうな、ちょっと怖い印象もあるかもしれません。
実はそうでもなく、うまく使えばかなりメリットもありますので、少し商品内容を見てみましょう。
担保が必要なフリーローンは、フリーローンの中に、無担保型と有担保型がある場合と、不動産担保ローンとして、通常の無担保フリーローンとは別商品として取り扱っている場合があります。
比較がしやすいので、同じフリーローンの中で、無担保型と有担保型を取り扱う大手銀行の例をみてみましょう。
まず、有担保型の特徴として、借入金額の上限が大きいことがあげられます。もちろん、その人の年収や担保評価によりますが、
上限1億円までといった銀行も多く、中には最低の借入金額が300万円とか500万円といった、無担保型であれば上限のような金額になっていることもあります。
また、そのせいもあって、随時借り入れ、随時返済ができない場合があります。そして、担保に対して抵当権の設定費用とか、保証料とか、団体生命保険への加入費用が別途かかる場合もあります。
しかし、大きな魅力として金利が安いことがあげられます。
有担保型の方が、、借入金額も多くなることが多いので、単純に比較できませんが、年金利でみれば、3%~5%は低くなることも多いでしょう。
中には、住宅ローンに近い金利で利用できるフリーローンもあるくらいです。
随時借り入れができない、あるいはしない、ということを前提にして、今、借りているローンを借り換えたり、まとめたりするためには、
金利も低く、借り入れ可能金額も大きい有担保型のフリーローンはうってつけの商品といえます。
ひとつ注意することは、きちんとした返済シミュレーションをすることで、金額が大きくなる分、将来の返済計画を、よりきちんと考える必要があるということです。
住宅ローン返済中の物件も、残高に応じて担保とすることもできますので、各社の商品説明をよく検討してみてください。