審査は迅速、使い道自由ということから、フリーローンの人気は高くなっています。
特に、インターネットで、審査や申し込みができるところがほとんどなので、来店をする必要もなく、申込金額50万円や100万円まで収入証明も不要という会社の場合、
書類を郵送することもないまま、すべて、インターネットで手続きが完了してしまう場合もあるほどの気軽さも、人気の理由のひとつといえます。
そんなフリーローンですが、たくさんの会社が取り扱っていますので、それぞれの会社での条件の違いがわかりにくくなっています。
会社や、借り入れ条件の違いによって、フリーローンの金利がどう変わってくるのかを比較してみましょう。
30万円を借り入れする場合、やはり銀行系のフリーローンの金利が一番安く、10%~14.5%前後となっています。
信販・クレジット系の場合も15%前後が多く、クレジット系の会社の場合、通常は18%の金利が、自社のゴールドカードを持っていると、15%というものもありました。
消費者金融系の会社の場合は、18%となっていることが多いようです。
これは、信販・クレジット会社や消費者金融会社が、利息制限法での10万円以上100万円未満の上限となる年18%を最高金利としていることが多いからでしょう。
こうして比較をすると、銀行系のフリーローンの金利が一番低いことになるのですが、借り方によっては、より低い金利でフリーローンを利用することができます。
利用限度額30万円で、金利14.6%のある銀行の場合、利用限度額100万円以下の場合12.6%、150万円以下の場合11.6%、200万円以下の場合は9.6%と、
利用限度額が大きくなるほど、適用金利が下がる仕組みとなっており、
同じ30万円を借りる場合でも、利用限度額30万円で申し込んだ場合と、200万円の限度額から30万円だけを借りた場合とでは、
同じ会社の、同じフリーローンでも、なんと年間5%も金利の差ができてしまうのです。
こうした、利用限度額方式で随時借り入れや、随時返済できるフリーローンは、銀行系だけでなく信販系や消費者金融系の会社でも取り扱っており、
同じ金額でも、より低い金利で借り入れできることが多いので、申し込みの際には、各社の商品説明をきちんと確認することが必要です。