フリーローンには、無担保型と担保型がある場合もあります。担保型の代表的なものが、不動産担保ローンで、ある銀行の商品内容を簡単に見てみましょう。
資金使途は、事業性資金を除いて原則自由となっています。一般のフリーローンと大きく違うのが、借入金額と金利で、借入金額は300万円までではなく、
300万円以上1億円までと大きく、金利は5.6~8.1%とやはり低く設定されています。
借入期間は1~20年で、完済時75歳以下であることが条件となっています。
担保可能な不動産は、関東・中部・近畿は全域、それ以外は都市部のようで、抵当権が設定されていても、住宅ローンの残高によっては、第2順位以下でも融資可能となっていますから、
住宅ローン返済中の人でも、担保評価とローンの残高によっては、おまとめローンとしてや、子どもの教育資金・結婚資金などにも利用できますね。
保証委託事務手数料が、2.1%別途かかるそうですから、500万円の借り入れであれば、10万5千円必要になるということです。随時借り入れや随時返済ではありません。
無担保型や、通常のフリーローンに共通して言えることですが、借入金額が大きくなるほど金利が安くなります。
例えば、ある会社のフリーローンは、10万円以上50万円までの借り入れは、金利年14.6%ですが、150万円以上200万円までは9.6%、
250万円以上300万円までは7.1%と、50万円以下の借り入れの場合に比べて金利も半分になります。
小口の借り入れを、何か所か、からしていると、一番金利がもったいないと言えますから、最初から利用限度額をできる限り大きく申し込んで、
その中から、必要なだけ借りるようにしたり、既に50万円ずつ2ヵ所から借り入れをしている人は、100~200万円の申込みをして、借り換えできれば、そうした方が返済も楽になると言えます。