ローンや借金と聞くと、ちょっと抵抗がある人もいるのではないだろうか。
しかし「借金」というものは、上手に付き合っていけば、人生を潤すこともできる。
借金という言葉をネガティブに捕らえるのではなく前向きに捕らえ、上手に利用していく方法はないのであろうか。
現在、銀行各社は個人向けの融資に力を入れている。消費者金融各社は銀行の傘下に入り、その保証をすることで利益を捻出している。
以前は、限度額の最高額は300万円程であったが、現在では各社が500万~800万円までの融資枠も可能であるかのように宣伝を行っている。
では、仮に500万円借り入れた場合、利息はどのくらいになるのであろうか。利息の計算は「借りた金額×利率(年利)」で計算することができる。
500万円を10%で借り入れれば、年間の利息は50万円。一ヶ月に42000円支払っていれば元金を返さずに一生を終えることも可能である。
この支払いを10年続けると、利息だけで500万円に達してしまうが、今、500万円が必要なのであれば、10年コツコツ貯めて500万円を手にするよりも手っ取り早い。
現在は、借入に、収入の三分の一という制限がついているので、実際に500万円を借りられる人は稀ではあろうが、
借りる金額が100万円なのであれば、月々の支払いは10000円に満たない。
借りた金を返すという考え方を持たずに、一生利息を払い続けるという考えであれば、そこまで大きな負担にはならない。
また、消費者金融各社の中には「○日間無利息」というサービスを行っている会社もある。
初回のみの会社も多いが、中には、一度完済すれば、何度でも無利息期間がある会社もある。
たとえば「初回30日間無利息」の会社から借入を行い、30日以内に「完済すれば何度でも無利息」の会社から借りて返済を行い、
また、別の無利息期間がある会社から融資を受け…と繰り返していれば、利息は発生せずに一定期間借入を行うこともできる。
借金というと、よくないイメージを持つ人も多く存在することも事実であるが、悪いほうに考えるのではなく、上手に使っていけば、それなりに生活を潤していくこともできる。
それぞれの生活スタイルや考え方によって使い分け、収入以外のお金を手に入れてみてはいかがであろうか。
ポジティブに捕らえ、上手に使っていくことができれば、それなりの恩恵も受けられるのが借金の大きな魅力である。