悪徳業者には押し貸し、という手口があります。
自分の口座に、ある日、どういう訳か現金が振り込まれてきます。
そしてこの現金は、借金という名目になっていて、後日、法外に高い金利と一緒に、返済を迫られます。
また、ゼロキューゼロ金融という悪徳業者がいます。
その業者の身元は不明で、お金を貸しますというチラシやDMには携帯電話の番号しか載っていないので090金融と呼ばれます。
うっかりお金を借りると法外な利息を要求し、取り立ても悪辣です。
さらに、カラ貸しという業者もいます。
ある日、全く知らない金融業者から、ハガキやメールが送りつけられてきて、身に憶えの無い融資したお金の返済を迫ってきます。
先方からのハガキなどには、携帯電話やフリーダイヤルも記載されていて、連絡がない場合、職場や家に連絡する、などと書かれています。
多岐に渡る悪徳業者の手口
別に、整理屋という手口もあります。
これは、悪質な金融業者と、悪徳な弁護士が手を組むもので、弁護士が、お金を返せなくなっている債務者の債務整理をするという名目で、法外な手数料を取るというものです。
いずれも悪徳業者ですから、このような場合には、しかるべき法律事務所なりに相談することも必要でしょう。
なお、ちゃんとした金融機関名や登録業者の登録番号を名乗り、融資を勧誘する偽のダイレクトメールを送り、
うっかり問い合わせをすると、保証金等の名目で金銭を騙し取る手口もあります。
他には、資料代・調査費を請求して実際の手続きは何もしない場合や、他社を紹介すると言って法外な手数料を請求する、いわゆる紹介屋も居ます。
それから、借り手の借入れ登録情報を消して、借入枠を広げるなどと偽って、手数料やコンピュータ操作料を請求する消し屋も居ますが、
実際は登録情報のコンピュータ操作や、借入枠を広げることは出来る訳がありません。
また、カードで商品を買わせて高く引き取ると言い、手付金程度の現金を渡して逃げてしまういわゆる買取屋も存在します。
その他、借金を一本化しますとか、保証金を入れて欲しいとか、必ず貸しますなどと言う手口もあり、債権を譲り受けたと返済を迫る手口もあります。
こうした悪徳業者に騙されないためには、登録か資金業者情報をしっかりと確認することです。