消費者金融には比較的手軽に、しかも、すぐにお金が借りられると言うメリットがある反面、金利が高いなどのデメリットもあります。
消費者金融のメリットは、手続きが簡単で審査が比較的やさしいく、融資がすぐに行われて、しかも、初回からかなりの高額でも借りられる、などでしょう。
年会費や手数料が、無料の場合が多く、銀行のATMを利用しても手数料がかからないこともあります。
返済に関してみますと、消費者金融は1日ごとの日割り計算となるので、すぐ返済ができる場合は、消費者金融からの借入の方が、銀行等の手数料よりも金利が安くなることもあります。
反面、消費者金融のデメリットとしては金利が高いということでしょう。
また、ある程度、返済が進むと追加融資や、再度利用の声がかかってきて、つい気軽に借りてしまうこともあります。
そうなると、気づかない間に借金が大きく増えていた、という事態になりかねませんから、こういうケースは十分に注意しましょう。
さらに、消費者金融から借入れをしていて、借り手の個人情報が信用情報機関に登録されていて、消費者金融では貸した元金や金利が確実に返済してもらえるという保証がなく、
いわゆる貸し倒れというリスクを背負っているために金利が高いと言えます。
さらに、返済が滞った場合の催促や取立てにはかなり厳しいものがありますから、この点には十分に注意して借り過ぎないようにすることです。
金利の計算の仕方
それから、消費者金融の金利はほとんどの場合、金利が年率で示されています。
つまり年利が29.2%の場合には、1年間消費者金融からお金を借りると29.2%の利息を支払わないといけないということです。
この利率が金額にすると幾らになるかは、融資額に金利を掛けて、それを365日で割り、さらに利用期間の日数を掛けると分かります。
金利が29%で10万円を借りた場合、1ヶ月目の利息を計算するのには、10万円×0.29÷365×日数ということになります。
こうして金利を計算することも、頭に入れておくほうが良いのではないでしょうか。