国からお金を借りるのには、原則として事業資金などは日本政策金融公庫などが考えられます。
その他の、借入の申し込みをする機関としては、社会福祉協議会(通称、社協)があります。この借金の名称は世帯更生資金(生業費)と言うものです。
この場合、借入の限度額は、通常125万円まで、特別な場合は280万円までと、地域により多少の違いはありますが、身体障害者には460万円となっています。
借入の際の条件は、
(1)年収が360万円以下の低所得者(市県民税の納付金額が均等割りの人)
(2) 満20歳以上であること
(3)現在住んでいる住所に半年以上住んでいること
(4)市県民税を納付している人(納付していない場合は1ヵ月分でも良いので納付すること)
(5) 連帯保証人が1名(場合によっては2名)居ることなどです。
審査は、申込窓口となる市町村の社会福祉協議会での審議会があり、その後、最寄の都道府県の審議会(毎月一度)を通れば融資が実行されますが、
即日という訳では無く通常1週間程度はかかります。
国からお金を借りる際の注意点
この制度を利用する際に注意する点としては、あくまでもこの融資制度は世帯を立て直すための、生きていくための制度だと言うことです。
クレジットカードやローンへの返済や借り換え、旅行、等の理由での申込は受け付けられません。
また、申込みに際しては、その申込み内容を証明するための様々な書類などが必要になりますから、地区の民生委員などに相談されることをお勧めします。