簡単に言えば、お金を借りる時に、自分がお金を貸す立場に立って、客観的に自分を審査することが自己審査です。
まず、自分には借金のための裏づけになる担保はあるのか?
自分には持ち家があるのか、売ればかなりのお金になる自動車を持っているか、安定した株券を持っているか、などがこの場合の担保です。
この中で、評価が一番高いのが、持ち家や土地などの不動産です。
自動車も、一応は担保になりますが、不動産と言うよりは、すぐに処分できる動産扱いになるでしょう。
株券にいたっては、株価が毎日のように変動しますから、しっかりした担保と言う訳にはいきません。
また、立地条件やその時の相場、特に地価が下落状況にあるような場合には、不動産としての持ち家や、土地も担保として100パーセントの価値は無いと考えましょう。
また、保証人を必要とする場合、自分なら保証人を快く引き受けることができるかと言うこともあります。
保証人は、銀行などの金融機関以外に、消費者金融などでも万が一の場合を考えて、借入額が大きい場合には必要になることがあります。
JDBの情報にも左右される。
カード会社などで借り入れをする時、しばしばJDBと言う言葉を耳にします。
JDBとは日本信用情報機関のことで、個人の借金に関する情報を収集している機関です。
JDBが記録・管理している情報も、借り手の信用状況を判断する材料になります。
収入がある成人は、男性、女性に関係無く保証人になる事ができますが、その人がJDBの情報で悪い材料が無いことが条件になるでしょう。
そして、お金を借りるための契約の際には、保証人本人による契約も当然必要になり、お金を借りる当人と同じ返済のかなりの部分での義務を負うことになりますから、
保証人の意思はしっかりと確認しなければなりません。