銀行などから事業資金のために、お金を借りる銀行融資では、借りる人や、そのお金の使い道を銀行が調べますが、これを審査と言います。
審査のポイントは、
(1)借り手を証明する必要書類が揃っているか
(2)必要書類の記載に不備は無いか
(3)事業資金の場合は、損益・収支計画などの事業計画書があるか、
(4)その事業に無理は無いか
(5)借りたい 希望金額は妥当か
(6)借りたお金を確実に返済できるか、などです。
これは、普通の日常生活で私たちが出会う消費者金融とは、別の次元での審査のポイントですが、世の中に溢れているカードローンや消費者金融の審査のポイントを見てみましょう。
借り入れをする際の審査のポイント
まず、他社からの借り入れがあるかどうかが審査ポイントになります。
審査に通るためには、他社借り入れ件数は少ない(例えば1社)ことがポイントになります。
次に、年齢が審査のポイントになります。
端的には、若い人で勤めているとか職についている人は、たとえ、その職から離れても再就職の可能性が大きいので有利です。
その次は、年収が審査のポイントになりますが、これは返済能力と貸し出しの限度額のためです。
限度額は通常は年収の10%程度のようです。
それから、職業も審査のポイントになり、評価が高いのは正社員で、さらに年収が多ければ有利になりますし、公務員など安定性のある職業が審査では有利になります。
どのような住居に住んでいるかも審査のポイントになり、持ち家や社宅は極めて有利で、マイホームを購入したばかりでは、
住宅ローンの返済もあるので、マイナスになると考えてしまいますが、賃貸マンションとは違い住所がすぐには変わらないという点で有利でしょう。
なお、固定電話があるか、ないかも審査のポイントになります。
最後に借り手の人柄、身なりや応対も店頭では審査のポイントになるようです。
無人契約の場合でもカメラでチェックするようになっています。
これはインターネット(ウェブ)での借り入れ、申込みでは分かりませんから、当然審査ポイントにはなりません。