よくカードローンの広告等で「金利○パーセントからご融資」といった金利の低さをアピールしている文章が書かれていることがありますね。
これを見て「えっ、○パーセントから借りれるの?」と思った方も多いかと思います。
金利がいくらかは、カードローンを検討する上で重要な要素ですが、ここで一つ注意すべきことがあります。
例えば、年利3パーセントというカードローンがあるとしましょう。
そのカードローンの会社のホームページの説明を見てみると、実際には「年利3.0~8.0%」といった具合に幅のある表記になっています。
もしこのカードローンに実際に申し込んで審査が通ったとして、たいていの人は実際の金利が「4.0%」とか「5.0%」といった間を取った金利になるはずです。
審査結果に基づき、金利は決められますが、よほど信用情報がしっかりした人でもなければ、下限金利で貸してくれることは滅多にないと考えた方が無難です。
また、もしも返済が遅れた場合は、遅れた日数分の金利については、通常の金利とは別の金利が適用されるので注意してください。
これは遅延損害金と呼ばれるもので、具体的な金利はカードローンによって異なりますが、通常20パーセントほどの高額な金利が適用されるので気をつけてください。
その他、銀行系カードローンの場合、返済の途中で適用金利が変更される場合があります。
これは、そのカードローンが変動金利制の場合の話ですが、こういった種類のカードローンは、経済情勢の変化により金利の変更が行われることがあるため、
返済途中で適用金利が安くなればいいのですが、逆に、申し込み時の表示金利より高くなる可能性もあるため、注意が必要です。