最近のカードローン会社の広告は、金利の低さをうたっているところがほとんどです。
まるで、各社先を競って低金利競争をしているかのような感がありますが、このような低金利のカードローンには思わぬ落とし穴があることをご存知ですか?
・低金利につられて、つい必要以上に大きく借りてしまう
特に、銀行系のカードローンの場合、低金利な上に融資限度額も大きめに設定されていることが多いです。
確かにまとまった額の現金を、低金利で借りることができるのは魅力的ですが、それにつられて必要以上の額を借りてしまい、返済に困ってしまう人は後を絶ちません。
いくら低金利とはいえ、借り入れ額が大きくなれば、返済の負担もそれに比例して大きくなるという当たり前のことを忘れないようにしてください。
・低金利だからと返済期間を長くしてしまい、後で計算してみたら、余裕のある時に繰上げ返済した方が結果的には大幅に安くなった
いくら金利が低いとは言っても、利子が付く以上、当然、返済額の総額は借りた額より大きくなります。毎月の返済額を確保した上で、
なおかつ余裕があるようであれば、少しずつでも繰上げ返済をすることで、元本を減らすことができ、結果的に返済額を縮小することができます。
もともと低金利なんだから少しくらい元本が減っても大したことないだろう、とタカをくくっていたところ、
完済後に試しに計算してみたら、例えわずかな額でも毎月コツコツ元本を削っていけば、
最終的に返済額はおろか、返済回数を減らすことも出来たはず、というケースは少なくありません。
ちりも積もれば山となる、という言葉もあります。低金利という言葉にまどわされないように賢く利用しましょう。