キャッシングは、「借りた後」よりも「借りる前」が重要
By: Tax Credits
キャッシングでお金を借りて苦労するタイプの方は、しばしば、借りるときにあまり細かく将来の返済計画を立てられていないことが多いという傾向があるようです。
つまり、借りるときに「何とかなるだろう」といった楽観的な見通しだけで借り入れをしてしまっていて、具体的な返済に関する数字をきっちり詰めていないといった状況の方が多いのです。
実は、多重債務に陥りやすい方も、良く似た特徴をお持ちのことが多いです。つまり、借りるときの見通しが甘く、
かつ、楽観的で、「万が一」の場合に対する備えが不十分という傾向があるのです。
借りたら返すのが当たり前、とよく言われますが、たとえ少額でも、生活が苦しくなっているときは返済というのは非常に大変です。
「生活のために借りたお金は、返せない」という人もあるぐらいで、カツカツ状態で更に借金をしてしまうと、返せないお金が増えるばかりで、
多重債務者への道をまっしぐらに爆走することになりかねません。
基本は、「借りた後」よりも、「借りる前に、どうやって返すか?を考えておく」というのが、借金で苦しまないためのベストな方法ということになります。
借りてから「失敗した！」と思ったら、少しでも早いうちに手を打つべし！
綿密に計画したつもりだったけれど、いざ、返済が始まってみたら、読みが甘かった！というのも良くある話です。
これまで借りたことがなかった方などは、特に予想外のアクシデントに見舞われて、「こんなはずでは」と思うことは多いでしょう。
そういう場合は、まず、何が苦しいのかを厳密に追及して、更に、少しでも早く対策を講じることが大切です。
たとえば、リボルビング払いなどは月々の返済は少ないですが、元金がなかなか減らないので、いつまでも返済が続いて非常に苦しい状況になります。
最初のうちは楽だと思っても、ある段階で、かなり損をしているな?と感じるようになり、かつ、経済力に余力があるのであれば、
繰り上げ返済などで、少しでも早く返してしまうような工夫が必要となるでしょう。
逆に返済の金額が多くて大変という場合は、小口の取引が複数なのか?それとも、大口の高額な借り入れがあるのか?で対処する方法が変わってきます。
古い契約ですと、金利が違法な状態になっていて、過払い金が生じているのかもしれません。契約書を細かく見直して、適正な利息が課せられているかを確認してみましょう。
また、リボルビング払いで利用をされていると気付いた場合には、分割払いの変更や、ボーナスなどを利用して、繰り上げ返済が行えないかを検討してみましょう。
小口の借り入れが複数あって返済がきついときには、おまとめローンに乗り換えることで、金利も下がり、月々の返済額も少なくなり生活への負担が軽くできます。
オンラインの返済シュミレーターや、行政書士、司法書士などの無料相談を利用など、徹底した債務整理も検討したほうが良いでしょう。
