一昔前までは、消費者金融での借り入れには利息が高い、金利が上乗せなど、お金を借りる際に避けては通れない問題点がありました。
しかし、急を要する場合には消費者金融が大変便利だという事で、消費者もそれを受け入れていました。
そもそも、基本がわからないので、我々は提示された金利を受け入れるしかありません。
しかし、平成18年に貸金業法が改正され、平成22年に完全施行されてから、問題視されていた金利の幅が見直されて、上限金利が大幅に引き下げられました。
今までは、法に触れないギリギリの金利である29.2パーセントが当たり前でしたが、改正貸金業法施行後の現在では20パーセントまで引き下げられ低金利を実現する事ができたのです。
今までは、申し込みから審査まで迅速でなおかつ無担保、しかし、金利がお高いというのが消費者金融の特徴であり、
時間がかかり、担保も必要だけど金利が低いのが銀行ローンでしたが、現在ではどちらも低金利を前面に押し出す事ができ、消費者金融がより身近になってきました。
実は、これにはもうひとつ理由があります。
大手消費者金融が、改正貸金業法に備え、大手銀行と提携を組むという方法を取ったからです。
もともと、低金利が売りの銀行ローンですから、提携する事で消費者金融側も低金利を実現する事ができたのです。
これで消費者金融がますます便利になりましたね。